移植の話聞いてきた1

移植 1型糖尿病

皆さま、日々の血糖管理大変お疲れ様です。

パワーダウンしているno-smokerです。

今日は待ちに待った膵島移植の説明を聞きに藤田医科大学病院へ行ってまいりました。

藤田医科大学病院

病院の入り口です。

迫力がありました。
画像だと小さく見えますが、とんでもない。
メチャメチャデカい病院です。
敷地はかなり広いですね。
私が今まで通ったどこの病院よりもデカいです。
医療従事者の数もそれに比例して多く、患者さんもウジャウジャいましたw
噂通りの規模でした。すばらしいの一言。

先ずは外来棟30番、紹介受付へ。
受付シートを記入し、番号をもらいます。
20分待って受付で紹介状を渡し、免責事項等の説明を受けました。

説明を受け、A棟の臓器移植科へ。

10:30に予約したのですが、呼び出しがかかったのは11:30を過ぎてましたw
大学病院なのでしょうがないです。

その前に、血圧、身長、体重を測定。

最初にお会いしたのは移植コーディネーターさんです。

その方が大体の説明をしてくれます。

非常に丁寧で優しい方でしたよ。

私からの質問と、答えを箇条書きにて失礼します。

Q. 膵島移植と膵臓移植の提供速度の違いはあるか?
A. 違いはない。一人のドナーから一人分の膵島しか取れない。膵島を培養して増やすこともできない。膵臓も当然一緒。基本的に臓器提供が優先となる。移植にかかる費用に違いは無し。
膵島移植の方が体への負担は少なく、復帰までの時間が全然違う。
糖尿病で腎臓が悪くなっている場合、やるなら、膵、腎、同時移植となりお金の負担は少ない(腎臓移植をすると障害者手帳がもらえるため)
また、膵島を移植したからと言ってインスリン自己注射が不要になる訳ではない。
過去に移植された患者さんは1日に2単位程度のインスリンを打っている。もちろん、血糖測定器も必要。
膵島移植をすると血糖コントロールが良くなり、血糖の急激な上がり下がりが無くなる。
低血糖もなくなる。非常に良好なコントロールが可能。

Q. 膵島を移植した場合、拒絶反応はあるか?
A. ある、そのため免疫抑制薬を毎日服用する必要がある。
免疫抑制薬の金額が高い、月に4万~5万。(3割負担でも)

Q. 薬代だけで月に4,5万は現実的ではない。到底生活できない。
A. 膵島移植自体まだ新しい治療法であり、検体も少なく、今の日本では金額の負担は大きくなってしまう。病院側も政府に訴えている。

Q. 本日、受付をしたらどれくらいで提供されるか?
A. 内分泌内科で再度受付をし、そこで検査入院の日どりを決める。検査入院は2週間かかる。
検査結果が良好であれば、そこで初めて登録となる。登録されるまでに3ヵ月から半年。
登録以降、提供開始までに2,3年。そこでやる、やらないは自由。保留にした場合でも順番が最後に回ることはない。再度やるとなればドナーが見つかり次第提供可能。

Q. 膵、腎、同時移植にかかる手術時間は?
A. 約8時間。移植と言っても交換ではない、腎臓なら一つ追加され3つになる。膵臓は2つとなる。

Q. かかり付けの担当医は医療費(薬代¥5万/月)に関しての説明はなかった。知らなかったのだろうか?
A. 知らない医師がほとんどだと思うw 金額を聞いてみんなビックリする。

Q. 膵島移植の手術費用は?
A. 未だ藤田での実績はないため分からない。先生は他県(千葉県、京都府)で経験しているため分かるはず。ちなみに膵臓移植は200万。膵、腎、同時移植はかからない(腎臓移植であるため)

コーディネーターとの話はこの程度でしょうか。25分程度話しました。

録音しておいた音源を聞きながら文字起こししているので時間がかかります。

おさらいすると、膵島移植をしても免疫抑制薬で月に5万ほどかかります。
ビックリしましたが、仕方がない事なのでしょうか。。。経済的負担で断念する人がほとんどだそうです。そのかわり、安定した血糖値が手に入り、低血糖が無くなるのですから。5万円払う価値はあるかな。血糖値も安定し、血管への負担はかなり減るらしいです。合併症の発生確率がグッと減ります。

膵島移植は一回やれば計3回まで優先で受ける事が出来るようです。

1回の移植ではインスリン自己注射からの離脱は不可能。3回やると確率で50%ほどの方が離脱しているそうです。

問題は、2週間の検査入院で会社を休まなければならない事。
免疫抑制薬とインスリン代で約¥6万円/月の負担がある事。
免疫抑制薬を服用するようになると、あらゆる感染症に気を付けなければいけない。
例えばコロナに罹ったら重症化する恐れもある。
人によりますが、最悪死に至るようです。

どうでしょうか?
ハードルはかなり高いと思います。
免疫抑制薬がね。高いよね。

すみません。
教授とのお話はまた明日書きます。
疲れました。

何か気になることがありましたらコメントくださいね。

では。

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