コロナになった話1

ころな コロナ

何ヶ月も前の話だが、私たち家族はコロナになった。

その時の様子を今後数回に分けて投稿したいと思う。
何ヶ月も前の話なので記憶を手繰り寄せ、奥様とのLINEを頼りに書いて行きたい。
これをお読みになった方がもしコロナになった時に少しでもお役に立てればと。。初めに言っておくが私は1型糖尿病保持者である。

まず、娘が通う小学校で学級閉鎖があった。コロナだ。誰かは学校は教えてくれない。
気になったのは娘の近くの席の子が数日前から来ていないとの情報。
確か週の中頃だった記憶がある。
学校から連絡があり「お子さんは濃厚接触者ではない」との事。
何日か休みをもらった娘は大層喜び友達と遊びに出かけた。

その次の日、私は仕事に出ており、娘と奥様は買い物へ出かけた。
買い物途中で娘が「寒い寒い」と言うので帰宅したとの連絡があった。

熱を測ったら37度弱ある。

娘は良く興奮したり喜んだりすると熱を出す体質であり、今回もそれだと思った。

結局その夜は38.5度まで体温は上がった。奥様が氷枕や冷えピタを使用していた。

次の日も私は会社へ行き、奥様からのLINEで娘の熱が39度まで上がったことを知った。

「これはおかしい。。」私と奥様は頭にチラつく「コロナ」の3文字を思い浮かべていた。
娘の体調と言えば、ご飯は食べてるし、熱以外の体調の変化は見つからない。

次の日、医者へ行くことを薦めた。その日から咳が出始めた。のども痛いらしい。体のダルさはないとの事。

二人で相談した結果、奥様が医者へ連れて行った。熱があるので車の中でPCR検査。

結果、陽性!

陽性の連絡を受けた私は「とうとう我が家にも来たか」という思いであった。とは言っても娘は元気だし、
症状といえば、のどの痛みと咳くらいだ。小学校高学年の娘は「身体は丈夫な方である」というのが我々夫婦の見解である。コロナに罹患したにも関わらずピンピンしているのは我が娘ながらタフだという他なかった。

奥様から私だけ別居の提案をされたが拒否した。娘が罹ったなら奥様も絶対に罹る。そしたら奥様を誰が看病するのだ?

その日から「娘だけ隔離生活」が始まった。

医者からは解熱剤、咳止め、のどの痛みを鎮める薬、タンや鼻水を出やすくする薬が処方された。

次の日の土曜日、相変わらず娘は元気であった。1日中 youtube を見て自分の部屋で好きな事をしていた。親としては少し安心だが、違う心配が出てくる。

親への感染だ。医者曰く、家庭内感染は防ぐことが難しいらしい。

感染力が最も強いのは症状が出る前、無症状で家の中で普通に生活し、おしゃべりしている時にはすでに部屋中にウイルスを放出しまくっているのだ。何も知らない家族は簡単に感染してしまうとの事。

案の定、次の日、奥様が熱を出した。

つづく。

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